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断食道場では日中何をする?龍雲寺禅堂の自由時間と一日の過ごし方

10 分前
読了時間: 18分
何もしない贅沢な時間
何もしない贅沢な時間

「断食道場に来たのに、昼寝をしていていいんですか?」


こんにちは。龍雲寺禅堂スタッフの前岡です。

断食道場や禅寺での修行と聞くと、どんな一日を想像するでしょうか。

朝早く起きて、お経を読む。

坐禅をする。

掃除をする。

そして、休む間もなく次の修行へ……。

そんな一日を思い浮かべるかもしれません。

でも、龍雲寺禅堂では、朝から晩まで予定が詰まっているわけではありません。

朝晩には、皆さんで取り組む決められた日課があります。

一方、日中には自由時間があります。

本を読んでもいい。

散歩をしてもいい。

お部屋でゆっくり休んでもいい。

もちろん、昼寝をしても大丈夫です。

「せっかく修行に来たのに、それでいいの?」

と思うかもしれませんね。


でも、予定を入れず、何かを達成しようとせずに過ごす時間も、ここでは大切にしています。

普段は、何かをしていないと落ち着かない。

少し時間が空けば、スマートフォンを開いてしまう。

休んでいても、次の仕事が気になってしまう。

だからこそ、数日間だけ、いつもとは違う時間の使い方をしてみる。


この記事では、龍雲寺禅堂の断食道場での一日の流れと、日中の自由時間の過ごし方をご紹介します。



龍雲寺禅堂の一日には、修行と自由時間があります

龍雲寺禅堂は、静岡県浜松市にある、在家の方に禅の修行を体験していただく禅堂です。

何日間も何も食べない完全断食ではなく、一日一食の精進料理をいただきながら、読経、坐禅、法話などに取り組みます。

一日のおおまかな流れは、次のようになります。

時間帯

過ごし方

朝

お勤め、坐禅、梅湯、法話などの朝の日課

日中

自由時間。読書、散歩、お部屋での休息など

夕方から夜

お勤め、一日一食の精進料理、坐禅などの夜の日課

朝晩の日課は、皆さんで一緒に行います。

「今日は気が向いたので参加する。」

「明日は眠いので休む。」

という過ごし方ではありません。

決められた日課には参加し、その間の自由時間は、それぞれに過ごしていただきます。

修行する時間と、ゆっくり過ごす時間。その両方がある一日です。

ずっと緊張していなくても大丈夫。

かといって、ずっと好きなことだけをして過ごすわけでもありません。

この一日の流れを知っておくと、断食道場での暮らしを想像しやすくなると思います。



朝は、お経や坐禅から一日を始めます

普段、目が覚めたら最初に何をしていますか。

スマートフォンで連絡を確認する。

今日の予定を考える。

ニュースを見る。

急いで身支度をする。

朝から頭の中が忙しくなっていることもありますよね。

龍雲寺禅堂では、お勤めや坐禅など、朝の日課から一日を始めます。

お経を読むときは、お経を読む。

坐禅をするときは、姿勢を整えて坐る。

法話を聞くときは、話を聞く。

最初からうまくできる必要はありません。

お経を読み慣れていなくても、周りに合わせて声を出してみてください。

坐禅の経験がなくても、基本の姿勢から取り組んでいただけます。

その間も、頭にはいろいろなことが浮かぶかもしれません。

仕事のこと。

家族のこと。

帰ってからの予定。

そういうことが浮かんだからといって、失敗ではありません。

気付いたら、また今していることへ戻る。

何も考えない自分を目指すより、目の前のことに取り組んでみる。

朝の日課も、そんな気持ちで始めていただければ大丈夫です。



朝の日課の後には、梅湯をいただきます

龍雲寺禅堂では、朝のお勤めの後に、梅干しと蜂蜜を使った梅湯をいただきます。

朝食として、ご飯やおかずを食べるわけではありません。

一日一食の生活ですから、普段の朝とは違います。

その違いも含めて、ゆっくり体験してみてください。

いつもなら、食べながらテレビを見る。

飲みながらスマートフォンを触る。

次の予定を考えながら、急いで飲み終える。

そんなこともあるでしょう。

禅堂では、まず、今いただいているものへ心を向けてみます。

温かさ。

梅の味。

蜂蜜の甘さ。

特別な感想を持つ必要はありません。

「温かいな。」

「こういう味なんだな。」

それだけでもいいのです。

飲むときは、飲む。

普段なら通り過ぎてしまう小さな時間を、少し丁寧に過ごしてみる。

それも、禅堂の一日の一部です。



日中の自由時間。予定を埋めなくても大丈夫です

朝の日課が終わると、日中には自由時間があります。

ここで、あらためてお伝えしたいことがあります。

何か有意義なことをしなければ、と頑張らなくても大丈夫です。

せっかく断食道場に来たのだから、本を何冊も読もう。

せっかく休みを取ったのだから、自分を変える答えを見つけよう。

せっかく時間があるのだから、何か成果を持ち帰ろう。

そう考えることもあるかもしれません。

でも、自由時間まで課題でいっぱいにすると、普段の忙しさを、そのまま禅堂へ持ってきたようになってしまいます。

今日は、本を少しだけ読む。

眠ければ、休む。

気が向いたら、少し歩く。

あとは、何も決めない。

そんな過ごし方もできます。

自由時間には、正解の予定表があるわけではありません。

「こう過ごした人が、一番よい修行をした。」

と比べるものでもありません。

まずは、予定を一つ減らしてみるくらいの気持ちで過ごしてください。



過ごし方① 本を読む。読み終えなくても構いません

自由時間に、本を読むのも一つの過ごし方です。

普段から読書をする方も、忙しくてなかなか本を開けない方もいるでしょう。

禅堂に来たからといって、難しい仏教書だけを読まなければいけないわけではありません。

読みたい本を、ゆっくり読む。

気になる一文があれば、そこで少し立ち止まる。

考えたくなったら、本を閉じる。

それでもいいのです。

「今日中に一冊読み終えなければ。」

と、読書まで仕事のようにしなくても大丈夫です。

数ページしか進まない日があっても構いません。

同じところを、もう一度読んでも構いません。

読む量よりも、今読んでいる文章へ丁寧に向き合ってみる。

前回の記事では、参加前にお送りする入門書を丁寧に読んでいただくことをお伝えしました。

自由時間の読書にも、少し似たところがあります。

先へ進むことばかりを急がず、今読んでいるものを受け取ってみる。

いつもの読書と、少し違う時間になるかもしれません。



過ごし方② 散歩をする。距離や歩数を競わなくていい

お部屋で過ごすだけでなく、散歩をすることもできます。

普段、歩くときには、目的地があることが多いですよね。

駅へ向かう。

買い物へ行く。

仕事のために移動する。

運動として、目標の歩数を目指す。

もちろん、それも必要な時間です。

でも、禅堂での自由時間には、急いでどこかへ着かなくてもいい。

無理のない範囲で、少し歩いてみる。

景色に目を向ける。

立ち止まる。

疲れたら戻る。

それくらいで十分です。

散歩まで「たくさん歩いた方がよい」と考える必要はありません。

ただし、龍雲寺禅堂は境内の丘の上にあり、移動には階段があります。

歩行や階段の上り下りに不安がある方は、参加前にご相談ください。

また、外を歩く際には、天候や体調、現地の注意案内に合わせて行動してください。

自由時間は、無理をして活動量を増やすための時間ではありません。

ゆっくり歩く日も、お部屋で過ごす日もあっていいのです。



過ごし方③ 昼寝をする。休む時間もあっていい

「修行に来て、昼寝をしてもいいの?」

この記事の最初に出した問いです。

日中の自由時間には、お部屋で休んだり、昼寝をしたりして構いません。

朝晩の日課には参加していただきますが、それ以外の時間まで、ずっと頑張り続ける必要はありません。

目を閉じて、少し横になる。

眠れなくても、静かに休む。

そんな時間を取っていただけます。

普段は、休もうとすると、

まだ片付けが終わっていない。

連絡を返していない。

何もしていないのは、もったいない。

と考えてしまうこともあるでしょう。

だからこそ、ここでは「休む」という選択もしてみてください。

休むために、もっと疲れなければいけないわけではありません。

何かを終わらせたご褒美としてしか、休んではいけないわけでもありません。

自由時間には、休んでいい。

ただし、一日一食の生活の中で体調に不安がある場合は、「修行だから我慢しよう」と自己判断せず、スタッフにお知らせください。

ゆっくり過ごすことと、体調の変化を見過ごすことは、別の話です。



過ごし方④ 何もしない。最初は落ち着かなくても大丈夫

本を読むのも、散歩をするのも、昼寝をするのもいい。

そして、特に何もしなくても構いません。

座って景色を見る。

お部屋でぼんやりする。

時間を気にせず、少し休む。

ただ、それだけです。

ところが、「何もしなくていい」となると、かえって落ち着かないこともあります。

何か忘れている気がする。

時間を無駄にしている気がする。

つい、スマートフォンに手が伸びる。

そんなときに、

「自分は休むのが下手だからだめなんだ。」

と考えなくても大丈夫です。

何もしない時間に、すぐ慣れる必要はありません。

また、その時間に深い気付きを得なければいけないわけでもありません。

「今、何かをしたくなっているな。」

と気付くだけでもいいのです。

禅堂の自由時間は、上手にぼんやりするための試験ではありません。

予定のない時間を、予定のないまま過ごしてみる。

まずは、そのくらいから始めてみてください。



一人で過ごしても、無理に人と仲良くならなくてもいい

龍雲寺禅堂には、お一人で参加される方が多くいらっしゃいます。

朝晩の日課は、皆さんで一緒に行います。

でも、日中までずっと同じ人と行動する必要はありません。

修行体験に参加したからといって、友達を作ることが課題になるわけでもありません。

誰かに合わせて、一緒に散歩へ行かなければいけない。

会話が続くように、気を遣わなければいけない。

そうしたことを、無理にする必要はありません。

一人で本を読む。

一人で休む。

自分のペースで、自由時間を過ごす。

それで大丈夫です。

もちろん、他の方と接するときには、お互いへの配慮を大切にしてください。

同じ場所で過ごしていても、その人が静かに休みたい場合もあります。

一人の時間を大切にすることと、周りの方を大切にすること。

その両方を意識しながら過ごしていただければと思います。

でも、笑顔で挨拶するだけで違う世界につながると思います。



スマートフォンは使えます。預けるかどうかは任意です

龍雲寺禅堂では、スマートフォンを全員からお預かりするわけではありません。

デジタルデトックスは任意です。

希望される方は、スマートフォンなどの電子機器を預けることができます。

携帯電話の電波も入り、Wi-Fiも利用できます。

そのため、

「仕事や家族の連絡があるから、完全に手放すのは難しい。」

という方も、必ず預けなければいけないわけではありません。

ただ、自由時間をすべて画面を見て過ごす前に、少し考えてみてもよいかもしれません。

今、何のために開いたのだろう。

必要な連絡を確認したかったのだろうか。

それとも、時間が空いたので何となく触ったのだろうか。

スマートフォンを使うこと自体を、悪いことにする必要はありません。

連絡を確認したら、いったん閉じる。

本を読んでいる間は、手元から離しておく。

散歩中は、画面より周りを見てみる。

そんな小さな使い方の工夫からでも始められます。

スマートフォンを預けたかどうかより、自分がどう使っているかを見つめてみる。

禅堂での数日間を、そのきっかけにしてみてください。



自由時間には、自分のお部屋も丁寧に整える

龍雲寺禅堂では、参加者の方に庭仕事をしていただくことはありません。

作務として行っていただくのは、基本的に、ご自身が使用しているお部屋の清掃です。

自分が使う場所を、自分で整える。

これも、禅堂での暮らしの一部です。

掃除というと、

「早く終わらせて、自由時間にしよう。」

と思うかもしれません。

でも、ここでは、その掃除も少し丁寧に行ってみてください。

使ったものを、そのままにしない。

物を、雑に置かない。

自分が過ごす場所へ、目を向ける。

難しい技術が必要なわけではありません。

普段なら急いで済ませることを、一つずつ行うだけです。

部屋を整えたからといって、必ず気持ちがすっきりするとは限りません。

それでも、自分が使った場所を丁寧に扱うことはできます。

気分が変わるのを待つより、まず目の前を整えてみる。

作務には、そんな取り組み方もあります。



一日一食だから、日中にお菓子を食べる時間はありません

自由時間といっても、何でも自由というわけではありません。

龍雲寺禅堂は、一日一食の精進料理をいただく断食道場です。

日中に、お菓子や軽食を食べながら過ごす生活ではありません。

飲食物の持ち込みはできません。

お菓子、飲み物、プロテインなども、基本的に持ち込まないでください。

水やお茶、炭酸水、コーヒーなど、必要な飲み物は禅堂で用意しています。

医療上必要なものなど、特別な事情がある場合は、参加前にご相談ください。

普段なら、本を読みながらお菓子を食べる。

暇になると、冷蔵庫を開ける。

お腹が空いたかどうかとは関係なく、何かを口にする。

そうした習慣がある方は、いつもとの違いを感じるかもしれません。

そのとき、自分を責める必要はありません。

「普段は、こういうときに食べていたんだな。」

と見つめてみる。

一日一食は、ただ食事を減らすだけでなく、普段の暮らしを知る機会でもあります。

ただし、空腹の感じ方や体調には個人差があります。

つらさを競ったり、体調不良を我慢したりするための修行ではありません。



夕方になったら、また皆さんで日課に取り組みます

日中、それぞれの時間を過ごした後は、夕方から夜の日課があります。

お勤め。

一日一食の精進料理。

坐禅。

自由時間から、皆さんで行う時間へ戻ります。

ここでも大切なのは、今していることへ丁寧に取り組むことです。

お経を読むときには、声を出して読む。

食事のときには、一口ずついただく。

坐禅のときには、姿勢を整えて坐る。

日中の自由時間があるからといって、朝晩の日課まで自由参加になるわけではありません。

決められた時間を守る。

説明をよく聞く。

一緒に修行する方への配慮を忘れない。

こうした基本的なことを大切にします。

ゆっくり休む時間もある。皆さんと一緒に取り組む時間もある。

龍雲寺禅堂では、その両方を通して数日間の暮らしを体験していただきます。



一日一回の精進料理を、急がずにいただく

龍雲寺禅堂での食事は、一日一回の精進料理です。

日中に食事を取らず過ごした後ですから、食事の時間が待ち遠しくなることもあるでしょう。

でも、空腹だからといって、急いで食べ終えることを目指すわけではありません。

食べ物へ目を向ける。

一口を味わう。

よく噛んでいただく。

今、食事をしていることを大切にする。

普段は、食べながら何かをしていることもありますよね。

画面を見る。

仕事の続きを考える。

次の用事を気にする。

食べ終わった後に、「何を食べたっけ」と思うくらい、急いでいる日もあるかもしれません。

禅堂では、その食事を少し丁寧にしてみます。

一日一食の断食道場ですが、「食べない時間」だけでなく、「いただく時間」も大切にしているのです。



自由時間を、ずっと自分の悩みを考える時間にしなくてもいい

日常から離れた場所へ来ると、

「この間に、悩みの答えを出したい。」

と思うこともあるでしょう。

仕事のこと。

人間関係のこと。

これからの生き方。

ゆっくり考えたいことがある方もいると思います。

ただ、自由時間のすべてを、悩みについて考えるために使わなくても構いません。

午前中も午後も、同じことを考え続ける。

何か答えが出るまで、考えるのをやめてはいけない。

そんな課題を、自分へ出さなくてもいいのです。

少し考えたら、本を読む。

外の景色を見る。

お部屋を整える。

休む。

考える時間も、考え続けない時間も、あっていい。

禅堂に来れば、すべての問題が解決するとお約束することはできません。

何か大きな答えを持ち帰らなければいけないわけでもありません。

数日間、いつもとは違う暮らしをしてみる。

まずは、それ自体を体験していただければと思います。



3日間・4日間・7日間。日数によって時間の取り方も違います

龍雲寺禅堂には、次のコースがあります。

  • 3日間(2泊)

  • 4日間(3泊)

  • 7日間(6泊)

日帰りや、一泊だけの参加はありません。

龍雲寺禅堂では、7日間を基本と考えています。

初めてなら、新しい場所や日課に慣れることから始まります。

何を持っていけばいいのか。

次の日課は何をするのか。

お経はどう読めばいいのか。

最初は、確認することもあります。

短い日程で体験してみることもできますが、長い日程なら、同じ一日の流れを繰り返す機会が増えます。

朝の日課に取り組む。

日中を、自分のペースで過ごす。

夕方から、また皆さんで修行する。

その繰り返しを、数日間続けてみる。

ただし、「何日目に必ず心が変わる」という決まりがあるわけではありません。

感じ方も、慣れる速さも、人それぞれです。

参加できる日程と、どのくらい日常を離れて過ごしたいかを考えながら、コースを選んでください。



ホテルでの休暇とは違う。でも、ずっと頑張る必要もない

龍雲寺禅堂は、ホテルとして宿泊を提供する場所ではありません。

朝晩の日課があり、生活上の決まりがあります。

参加される方には、数日間の修行者として過ごしていただきます。

そのため、

「朝は好きな時間まで寝ていたい。」

「食事は、その日の気分で選びたい。」

という滞在とは異なります。

一方で、自由時間まで、ずっと修行らしいことをしていなければいけないわけではありません。

昼寝をしてもいい。

本を読んでもいい。

何もしない時間があってもいい。

日課には丁寧に取り組み、自由時間にはゆっくり過ごす。

修行と休息が、同じ一日の中にあります。

「厳しい修行に耐えられるか」と構えすぎず、こうした暮らしを自分がしてみたいかどうか、考えていただければと思います。



断食道場の自由時間と一日の流れについて、よくある質問


一日中、坐禅やお経をするのですか?

いいえ。

龍雲寺禅堂では、朝晩にお勤めや坐禅、法話などの日課があり、日中には自由時間があります。

朝から晩まで、修行の予定が詰まっているわけではありません。


自由時間には、何をして過ごせますか?

読書や散歩、お部屋での休息など、それぞれに過ごしていただけます。

何かを達成するために、予定をいっぱいにする必要はありません。


昼寝をしても大丈夫ですか?

はい。日中の自由時間には、お部屋で休んだり、昼寝をしたりして構いません。

朝晩の決められた日課には参加してください。

一人で過ごしてもいいですか?

はい。

他の参加者と、日中もずっと一緒に行動する必要はありません。

周りの方への配慮を大切にしながら、自分の時間を過ごしていただけます。


スマートフォンは使えますか?

使えます。携帯電話の電波も入り、Wi-Fiも利用できます。

電子機器を預けるデジタルデトックスは任意です。


日中に食べ物を食べてもいいですか?

龍雲寺禅堂では、一日一食の精進料理をいただきます。

飲食物は持ち込めません。必要な飲み物は禅堂で用意しています。

医療上必要なものなど、特別な事情がある場合は事前にご相談ください。


庭掃除や重労働がありますか?

参加者の方に庭仕事をしていただくことはありません。

作務は、基本的にご自身が使用しているお部屋の清掃です。


参加前に、一日の流れや持ち物を確認できますか?

参加される方には、事前に入門書を郵送しています。

持ち物や生活上の決まりなどを、内容を理解するように丁寧に読んでください。

分からないことがあれば、事前にご確認いただければ大丈夫です。



「何をしよう」より、「少しゆっくりしてみよう」

断食道場に参加するからといって、数日間の目標を立派に決めてくる必要はありません。

本を何冊読む。

毎日、何時間も坐禅をする。

自分の悩みに、必ず答えを出す。

そうした課題がなくても大丈夫です。

朝晩には、皆さんで取り組む日課があります。

日中には、自由時間があります。

食事は、一日一回の精進料理。

自分が使うお部屋を、自分で整える。

その一日を、丁寧に過ごしてみる。

最初から特別なことをしようとしなくても、普段との違いを確かめることはできます。

いつもなら、空いた時間に画面を見ていた。

いつもなら、急いで食事をしていた。

いつもなら、休む前に次の仕事を探していた。

そんな自分の暮らしへ、少し目を向けてみるのです。

何も感じない時間があっても構いません。

すぐに慣れなくても構いません。

「何をしようかな」より、「少しゆっくりしてみようかな」。

そのくらいの気持ちで、禅堂の自由時間を過ごしてみてください。



龍雲寺禅堂の断食道場について

静岡県浜松市の龍雲寺禅堂では、一日一食の精進料理と、坐禅・読経・法話・作務などを通して、禅の暮らしを体験していただいています。

朝晩の日課に取り組み、日中には自分の時間を過ごす。

初めての方も、お一人で参加される方も、特別な経験を身につけてから来る必要はありません。

大切なのは、目の前のことへ素直に取り組んでみることです。

忙しい毎日から少し離れ、丁寧に食べ、丁寧に坐り、ゆっくり過ごしてみませんか。

修行内容やコース、参加条件については、龍雲寺禅堂の公式サイトをご覧ください。



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