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断食道場の一日一食は健康にいい?メリット・デメリットと禅寺で実践する意味

  • 6 日前
  • 読了時間: 6分
一日一食
一日一食

断食道場の一日一食は本当に健康にいいのでしょうか?

「一日一食は健康に良いと聞いた。」

「胃腸を休ませると身体に良いらしい。」

「興味はあるけれど、本当に続けても大丈夫なの?」

近年、一日一食という食生活に関心を持つ方が増えています。

健康法やダイエット法として紹介されることも多く、「一日三食が当たり前」という考え方とは異なるため、不安を感じる方も少なくありません。

しかし、一日一食にはメリットだけでなく、注意すべき点もあります。

また、龍雲寺禅堂では、一日一食を単なる健康法として行っているわけではありません。

この記事では、一日一食の一般的なメリット・デメリットとともに、禅寺で一日一食を行う意味について住職の立場からお伝えします。



一日一食とは

一日一食とは、その名のとおり、一日に一回だけ食事をいただく生活です。

近年では健康維持や体重管理を目的として実践する方も増えています。

一方で、「食事を抜くことは身体に悪いのではないか」という意見もあり、一日一食がすべての人に適しているとは言えません。

大切なのは、一日一食という方法だけを見るのではなく、自分の体調や生活に合っているかを考えることです。



一日一食の一般的なメリット

一日一食については、さまざまな考え方がありますが、一般的には次のようなメリットが挙げられることがあります。

胃腸を休ませる時間が長くなる

食事の回数が減ることで、胃や腸が消化を休める時間が長くなります。

食べ過ぎを見直すきっかけになる

普段何となく食べていた間食や夜食を見直すきっかけになる方もいます。

食事のありがたさを感じやすくなる

一日一回だからこそ、一口一口を味わって食べるようになったという方も少なくありません。

ただし、これらはすべての人に当てはまるものではありません。

体質や生活環境によって感じ方は異なります。



一日一食のデメリットや注意点

一方で、一日一食には注意すべき点もあります。

空腹がつらい

最初は空腹を強く感じる方が多くいます。

一度に食べ過ぎてしまう

「一回しか食べられないから」と必要以上に食べてしまえば、本来の目的から離れてしまいます。

体調によっては向かない場合もある

成長期のお子様や、持病のある方、医師から食事について指導を受けている方などは、一日一食が適さない場合もあります。

健康状態に不安がある場合は、医師へ相談することが大切です。



龍雲寺禅堂では健康法として一日一食を行っているわけではありません

ここが一般的な一日一食との一番大きな違いです。

龍雲寺禅堂では、

「健康になるために一日一食をしましょう」

とは考えていません。

一日一食は、禅の修行の一つです。

食事を減らすことが目的ではなく、

食べることとの向き合い方を見直すこと

を目的としています。

普段は、

「時間だから食べる。」

「目の前にあるから食べる。」

「まだ食べられるから食べる。」

ということが少なくありません。

一日一食になると、その一回の食事がとても大切になります。

自然と、一口一口を丁寧にいただくようになります。



禅が加わることで「食べ方」が変わる

龍雲寺禅堂では、一日一食だけを行っているわけではありません。

坐禅。

読経。

法話。

静かな時間。

そうした毎日の積み重ねがあります。

だからこそ、食事の時間も変わります。

急いで食べるのではなく、

味わう。

感謝する。

よく噛む。

必要以上に食べない。

そのような食事の姿勢が少しずつ身についていきます。

つまり、一日一食だから変わるのではなく、

禅の生活があるから食べ方が変わるのです。



健康につながるのは「食べる量」より「食べ方」

健康というと、

「何を食べるか。」

「どれくらい食べるか。」

に目が向きがちです。

もちろん、それも大切です。

しかし、それ以上に、

どう食べるか

も大切ではないでしょうか。

慌てて食べる。

スマートフォンを見ながら食べる。

満腹になるまで食べ続ける。

こうした習慣が続けば、身体だけでなく心も忙しくなってしまいます。

禅堂では、一回の食事を丁寧にいただくことを大切にしています。

その経験は、自宅へ戻ってからも、

「今日はゆっくり食べよう。」

「もう十分いただいた。」

そんな小さな変化につながっていきます。



家に帰ってからも続けられることが本当の修行

龍雲寺禅堂では、

禅堂にいる数日間だけ一日一食を頑張ることを目的にはしていません。

大切なのは、

禅堂で気付いたことを、日常生活へ持ち帰ることです。

一日三食へ戻ったとしても、

よく噛む。

食事に集中する。

腹八分目を意識する。

食べ物に感謝する。

こうした習慣は続けることができます。

禅堂で身につけていただきたいのは、

一日一食という方法ではなく、丁寧に食べる心です。



参加者の声

「最初は一日一食なんて無理だと思っていました。でも数日過ごすうちに、食べる量よりも、一口ずつ味わって食べることの大切さに気付きました。家でも自然と食べ過ぎなくなりました。」

「禅堂から帰って、一日三食に戻りましたが、以前のような間食が減りました。食事を急いで済ませることも少なくなり、毎日の食事が以前より楽しみになりました。」

「健康のために参加したつもりでしたが、一番変わったのは心でした。食べることへの感謝や、『これで十分』と思える気持ちが少しずつ身についてきたように感じます。」



よくある質問


一日一食は健康に良いのでしょうか?

人によって異なります。

健康状態や生活環境によって適している場合もあれば、そうでない場合もあります。

体調に不安がある方は、医師へ相談してください。


禅堂では健康目的で一日一食をしているのですか?

いいえ。

龍雲寺禅堂では、一日一食は禅の修行の一つと考えています。

食べることへの向き合い方を見直すことを大切にしています。


家に帰っても一日一食を続けた方がよいですか?

無理に続ける必要はありません。

禅堂で身につけていただきたいのは、一日一食そのものではなく、丁寧に食べる習慣や食事への感謝です。


空腹には慣れますか?

感じ方には個人差があります。

禅堂では空腹を我慢することが目的ではなく、その時の自分の心と向き合うことも修行の一つと考えています。




龍雲寺禅堂の断食道場について

この記事では、一日一食の健康面や禅との関わりについてご紹介しました。

龍雲寺禅堂では、一日一食だけではなく、坐禅・読経・法話・作務を通して、**「目の前を丁寧にする暮らし」**を体験していただいています。

禅堂での一日の流れや修行内容、参加方法については、**断食道場(龍雲寺禅堂)**のページで詳しくご紹介しています。




禅寺で「心を整える時間」を体験してみませんか

龍雲寺禅堂では、禅の教えを日常生活に生かすことを大切にしています。

坐禅や一日一食の精進料理、法話、作務を通して、「目の前を丁寧にする」という禅の暮らしを体験していただけます。

リトリートや禅寺での修行が初めての方でも、安心してご参加いただけるよう、一つひとつ丁寧にご案内しています。

忙しい毎日から少し離れ、自分自身と向き合う時間を過ごしてみませんか。



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