女性に選ばれる断食道場を探して──龍雲寺禅堂スタッフのリポート
- 龍雲寺禅堂スタッフ
- 9月24日
- 読了時間: 4分

こんにちは。龍雲寺禅堂スタッフの前岡です。
私が日々現場で感じていることを率直に言うと、当禅堂にいらっしゃる参加者の8割以上が女性です。そして、私を含め多くのスタッフも女性が中心。だからこそ、断食に初めて挑戦する女性の方でも、安心して過ごせる環境が自然と整っています。
龍雲寺禅堂は「女性専用」ではありません。けれども、女性が大多数を占めるという実情は、他の断食道場にはあまり見られない特徴です。さらに、各お部屋にはお風呂とトイレが完備され、清潔さとプライバシーが守られています。佐鳴湖を見渡す絶景のお部屋もあり、安心と癒しを兼ね備えた環境で断食に取り組めます。
今回は、科学的根拠も交えながら「女性が断食を選ぶ理由」と「龍雲寺禅堂の魅力」を、現場でサポートするスタッフの視点からレポートしてみたいと思います。
女性が断食道場に求める安心感とは?
断食道場は全国にありますが、女性から最も多く聞くのは「安心できる環境であるかどうか」。 具体的には:
男女混合でも女性が多いかどうか
スタッフに女性がいて、気軽に相談できるか
部屋が清潔でお風呂・トイレが個室にあるか
周囲の環境が安全で落ち着けるか
龍雲寺禅堂では、こうした要望に自然と応えられる環境が整っています。
女性が断食に惹かれる背景
断食に挑戦する女性が多いのはなぜでしょうか。体験者の声をまとめると:
「体重をリセットしたい」
「腸内環境を整えて肌をきれいにしたい」
「冷えやむくみを改善したい」
「ストレスを抱えていて心を休めたい」
「人生の転機に自分を整えたい」
特に印象的なのは、心と体を同時にリフレッシュしたいという声。断食は単なるダイエット法ではなく「生き方を整える方法」として受け入れられているのです。
科学的に解明されてきた断食の効果
1. 細胞の若返り──オートファジー
大隅良典博士が発見し、2016年にノーベル賞を受賞した「オートファジー」【Nobel Prize, 2016】。断食によって古い細胞が分解・再利用され、細胞の若返りや生活習慣病予防が期待できます。
2. インスリン感受性の改善
米国国立老化研究所(NIA)の報告によれば、断食は血糖コントロールを改善し、糖尿病や肥満のリスクを下げるとされています【Longo & Mattson, 2014】。
3. 腸内環境と免疫
『Nature Communications』の研究では、断食によって腸内細菌叢が多様化し、免疫力が高まることが確認されました【Thaiss et al., 2019】。
4. 脳機能の活性化
断食はBDNF(脳由来神経栄養因子)を増やし、集中力や学習力を高めると報告されています【Mattson et al., 2017】。
これらはすべて実在の研究で、体験者の「肌がきれいになった」「頭がすっきりした」という声と一致します。
女性の体験談(前岡リポート風)
2日目
「最初はやっぱり空腹がつらい」という声が多いですが、すぐに「意外と大丈夫」と笑顔を見せてくれる方が増えます。
3日目以降
「体が軽い」「肌が明るくなった」と驚く女性が続出。精神的にも落ち着きを取り戻す方が多いです。
4日目以降
「食べ過ぎないことが心地いい」と感じ始め、普段の生活に戻っても続けたいと言う方も多いです。
龍雲寺禅堂の特徴を女性目線で
参加者の8割以上が女性
お寺の修行施設なので安心
スタッフも女性中心で安心サポート
各室にお風呂・トイレ完備
佐鳴湖を一望する絶景のお部屋
浜松駅から車で15分と好アクセス
広大な境内(9千坪)で自然に囲まれて過ごせる
無理のない一日一食断食プログラム
朝晩の読経・坐禅・法話で心も整う
Wi-Fi完備でワーケーション利用も可能
「天皇陛下の料理番」に師事した料理人による精進料理
→ 詳細はこちら:龍雲寺禅堂 公式サイト
部屋の安心感と癒しの環境
断食中は心身ともに繊細になります。そのため、宿泊環境の安心感はとても大切です。
龍雲寺禅堂の各室は、
お風呂・トイレ完備
広めの和室で落ち着ける空間
佐鳴湖を見渡す絶景ビュー
このような環境が、女性にとって「ここなら安心できる」と感じてもらえる理由です。
他の断食道場との違い
他施設:完全断食や簡素な宿泊施設が多い
龍雲寺禅堂:一日一食断食+快適な宿坊空間
「断食=我慢」というイメージを覆し、無理なく続けられる仕組みを整えています。
まとめ──女性にとっての理想の断食道場
龍雲寺禅堂は女性専用ではありません。けれども、参加者の大多数が女性で、スタッフも女性中心。さらに、各部屋にはお風呂とトイレがあり、絶景の佐鳴湖を見渡せる安心空間が広がっています。
科学的に裏付けられた断食の効果を体感しながら、心も体もリセットできる場所──それが龍雲寺禅堂です。
ぜひ一度、ご自身で体験してみてください。
参考文献
Nobel Prize in Physiology or Medicine 2016 – Yoshinori Ohsumi. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2016/summary/
Longo, V.D., & Mattson, M.P. (2014). Fasting: Molecular Mechanisms and Clinical Applications. Cell Metabolism, 19(2), 181–192. https://doi.org/10.1016/j.cmet.2013.12.008
Thaiss, C.A. et al. (2019). Microbiota diurnal rhythmicity programs host transcriptome oscillations. Nature Communications, 10, 2453. https://doi.org/10.1038/s41467-019-10191-7
Mattson, M.P., Moehl, K., Ghena, N., Schmaedick, M., & Cheng, A. (2017). Intermittent metabolic switching, neuroplasticity and brain health. Nature Reviews Neuroscience, 19(2), 63–80. https://doi.org/10.1038/nrn.2017.156
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