年明け1〜2月こそ、一日一食で身体を調え、心を見つめる大事な時期
- 龍雲寺禅堂スタッフ

- 6 分前
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あっという間に年末年始が過ぎ、少し気が緩むのが1月・2月。忘年会・お正月・新年会と、「食べるイベント」が続いたあとにやってくるこの季節は、実は身体と心をリセットするのにもっとも向いているタイミングです。
龍雲寺禅堂にも、毎年この時期になると「年明けだからこそ整えたい」「一度リズムを取り戻したい」という方が静かに増えていきます。
■1月・2月は身体の“負担”が残りやすい時期
年末からお正月にかけての食生活は、どうしても普段より豪華で量も多くなりがちです。
・夜の会食が増える・糖質の多い料理が続く・ごちそうの“連続”で満腹が続く・帰省や初詣で移動が多く、睡眠リズムが乱れる
これが年明けまで引きずられ、“なんとなく調子が悪い”状態のまま仕事が始まる人は少なくありません。
しかし、人の身体は本来、余白を与えると自然と整う力を持っています。だからこそ、1〜2月は無理に頑張るより、まず「内側の負担を減らす」ほうが効果が出やすい時期なのです。
■一日一食は、年明けの“リセット”にちょうどいい
龍雲寺禅堂で行っているのは、完全断食ではなく一日一食。この“余白のある断食”は、年始の身体リセットにとても向いています。
理由はシンプルで、「年末年始で蓄積した負荷を優しく手放せる」からです。
一日一食にすると……
・胃腸の負担が減る・血糖値の上下が穏やかになる・感覚が鋭くなり、思考が冴える・だるさ・重さが抜けやすい・心が静かな方向に向かう
急激な負荷をかけるのではなく、“静かに整えていく” という点で、まさに年明けの身体に合っています。
■寒さの時期こそ、心が落ち着きやすい
1〜2月は気温が低く、自然と身体が省エネルギーのモードに入ります。よく動くより、じっくりと落ち着いた時間を持つのに向いているともいえます。
実際に禅堂の滞在者の多くがこう話します。
「いつもより気持ちが静かになりやすい」「むやみに焦らない感覚がある」「空腹がちょうどよく、心が透明になる感じがした」
寒さはマイナスではなく、内側を整えるための味方でもあるのです。
■心を見つめる“助け”になるのが静けさと規律
龍雲寺禅堂では、朝の読経、坐禅、法話などの“規律ある一日の流れ”があります。
年明けの頭や心は、どうしても情報や予定で渋滞しやすいため、この“規律のある時間”がちょうど良い整理作用を生みます。
・余計なことを考えない時間・画面から離れる時間・耳と身体が静まり返る時間・考え方がシンプルに戻っていく時間
一日一食の軽さと、禅堂の静けさが同時に働いて、「心の奥にある本音が表面に出てきやすい」そんな季節です。
■年始に整えておくと、1年が驚くほどスムーズになる
これは毎年の傾向ですが、1〜2月に来られた方は、その後の1年間について
「迷いにくくなった」「決断が早くなった」「仕事が軽やかに進む」「無駄な疲れ方をしなくなった」
という声がとても多いです。
年の最初に一度、身体の重荷と心のざわつきを“ゼロ地点”に戻すという行為は、1年の土台づくりになってくれます。
■“新しい始まり”は、華やかさより静けさが向いている
年始といえば、「目標を立てよう」「やりたいことを増やそう」というように、“足し算の発想”になりがちです。
しかし本来、
新しい始まりは「足す」より「減らす」ほうが機能しやすい
というのが、禅堂で多くの人を見てきて感じる共通点です。
・食べすぎを減らす・雑念を減らす・焦りを減らす・外からの刺激を減らす
すると、必要なものだけが自然と残り、本当にやりたいことが見えてきます。
■おわりに:1月・2月の“静かなスタート”を
年明けは、外側がにぎやかであるぶん、内側を整えるのに最適な季節です。
一日一食で身体を軽やかにし、禅堂の静けさで心を澄ませる。
そんな“穏やかなスタート”が、今年のあなたの1年をやさしく支えてくれるはずです。


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